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おはようございます。
ブログの更新、月2回を目標にしていましたが、もう7月も終わり。
今月はクリアできないかな。
世の中は、パリ五輪で盛り上がってます。
柔道、体操、スケートボードの「金」
そして、92年ぶりのメダルを獲得した「馬術」
馬術チームの平均年齢が、41.5歳!
夢を諦めたらあかん、夢は叶えられるものだと痛感した次第です。
さて、納税協会で開催した「DX実践講座」ですが、受講者から高評価していただき、ありがとうございました。
もし、このブログをご覧いただいた方で、講座をご希望される方がいましたら、ご連絡ください(^^;
今回は、そのDX講座で紹介した「生成AI」について、お話させていただきたいと思います。
ChatGPT、すでに結構使われている方も多いでしょうか。
https://chatgpt.com/g/g-PGPnMa4Ph-ri-ben-yu-rokuin
でも、サインアップする必要があるので、使うのを躊躇される方もいるのではないかと。
実は、ログインせずに簡単にChatGPTを利用できる方法があります。
それは、WEBブラウザーのEdegから、ChatGPTを起動することができるのです。
マイクロソフトでは、ChatGPTを「Copilot」(副操縦士)という名称にしています。
起動すると、画面右に、Copilotが表示されます。
矢印の部分(新しいタブでリンクを開く)をクリックすると、全画面表示されます。
では、さっそく使ってみましょう。
Q.「日本で実際される定額減税について教えてください。」
その回答は、
「定額減税」とは、所得税と住民税の負担を軽減するための特例措置です。具体的には、納税者本人と配偶者を含めた扶養親族1人につき、所得税から3万円、住民税から1万円の合計4万円が減税されます123。
対象者は以下の条件を満たす個人です123:
居住者(国内に住所がある、または引き続き1年以上居住している人)
合計所得金額が1,805万円以下の人(給与収入のみの場合、給与収入が2,000万円以下である方。子ども・特別障害者等を有する者等の所得金額調整控除の適用を受ける方は、2,015万円以下)
同一生計配偶者や扶養親族も減税対象となり、家族構成によって減税額が変わります。例えば、4人家族の会社員の場合、1年間で16万円の減税になります1。
手続きは基本的に不要で、給与所得者や年金所得者は自動的に適用されます。事業所得者は予定納税の対象となる場合、確定申告時に減税が適用されます14。
定額減税は、デフレ脱却のための一時的な措置として実施され、所得税と住民税の減税額が異なることに注意してください。所得税は一度に減税され、住民税は11か月にわたって分割されて減税されます1。
便利なのは、下欄に、参照しているWEBのURLが表示されることです(文中に、その参照番号が記載されています。)
いや~、結構詳しく解説されていて、ちょっとした調べものに使えると思います!
生成AIも、いろんな会社から提供されています。
その中で、もしかしたらChatGPTより優秀なのではと思ったのが、グーグルのGEMINIです!
https://gemini.google.com/app?hl=ja
同じ質問をしてみましょう。
Q.「日本で実際される定額減税について教えてください。」
その回答は、
日本の定額減税について
2024年6月から実施されている定額減税について、詳しく解説します。
定額減税とは?
定額減税は、所得税と個人住民税から一定額を控除する制度です。近年、物価の高騰が続く中、国民の生活を支え、経済を活性化させるための施策として導入されました。
具体的な減税額
所得税: 1人あたり3万円
個人住民税: 1人あたり1万円
つまり、1人につき合計4万円が減税の対象となります。
対象となる人
日本国内に住所がある人
年間の合計所得金額が1,805万円以下の人
扶養家族についても減税
16歳未満の子どもや同一生計配偶者も減税の対象となります。
1人につき4万円が控除されます。
申請は不要
特に申請手続きは必要ありません。
源泉徴収や確定申告の際に、自動的に計算され、減税が反映されます。
詳しい情報
定額減税について、より詳しい情報を知りたい場合は、以下の国税庁の特設サイトをご確認ください。
定額減税 特設サイト: https://www.nta.go.jp/users/gensen/teigakugenzei/index.htm
よくある質問
住民税が非課税の人は? → 給付金が支給されます。
複数の年金を受けている場合は? → それぞれの年金から減税されます。
確定申告が必要な場合は? → 通常の確定申告と同様に手続きを行い、定額減税が反映されます。
いかがでしょう、項目別にまとめられていて、非常に見やすいです!
ちなみに、ChatGPTでも、「項目別に教えてください」といった記載(プロンプト)にすれば、同じような回答をしてくれますが、デフォルトで表示されるGEMINIの方が便利だと思いました。
ChatGPTは、画像を生成することが可能ですが、画像を読み込ませることはできません。
一方、GEMINIは、画像(JPEG等)を読み込ませることができるので、例えば、
「この画像を、OCRして表形式にしてください」といった指示が可能です。
サンプルとして、スキャナした「医療費控除の明細書」や「手書きの文章」を読み込ませたところ、ちゃんと文字化してくれました。
表形式であれば、グーグルスプレッドシートに変換することが可能で、それをエクセルにコピペすることもできます。
OCRまで出来てしまうと、専用ソフトはいらなくなりますね!
遊びで、ChatGPTに、「バカボンのパパ」の画像を作成してください」とプロンプトしても、まったく違う画像が表示されました。(笑)
一方で、「ピカチュウの画像を作成してください」とプロンプトすると、やはり世界的に有名なんでしょうね、ちゃんと画像を生成してくれました。可愛い♪
生成AIは、どんどん学習していくので、こらからまだまだ進化していくと思われます。
また、ChatGPTの有料版は、最新情報を学習して、もっと精緻に回答してくれるそうです。
今回は、2種類の生成AIを紹介しましたが、得手不得手があると思いますので、使い分けることで、業務に役立てることができるのではないでしょうか。
今まで使ったことが無いという方は、ぜひ、一度試してみてください。面白いですヨ!