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こんにちは。大阪南船場の「お節介」税理士@野口たかしです。
今日は、7月7日。七夕です。
統計的に、七夕が「晴れ」の日は、過去56年間で17回(30%)だそうで、今朝は晴れていますが午後からは雨?
星空が見れれば良いのですが・・。
さて、無料DX講座も8回目を迎えました。
できるだけ実務的なICT活用法をご紹介してきたつもりですが、参考になっているでしょうか?
今回は、紙で提供されている情報(イメージ)を、OCRでデータ化する方法をご紹介したいと思います。
「普通の文章」というのは、罫線を含まない文章ということで、その場合は、簡単にOCR=データ化できます。
スマホで撮った写真でも、文字認識してくれます。
では、実際にやってみましょう。
スマホで撮った写真
↓
この画像を、Google driveに保存します。
※ 保存方法については、詳しくは書きませんが、スマホの「フォト」アプリを起動して、当該ファイルを表示→「共有」を選んで、Google driveに保存します。
次にパソコンでGoogle driveを呼び出して、保存したファイルを右クリック→「アプリで開く」→「Googleドキュメント」を選択
↓
そうすると、OCR機能が自動的に立ち上がり、その結果をドキュメントとして、表示してくれます。
↓
ほぼデータ化してくれていますよね。
あとは、コピペして、Word等に貼り付ければ完了です。
スマホで撮った写真をOCRしてくれるというのは、非常にお手軽だと思います。
※ スマホでも、Microsoft365をインストールしている場合は、ファイルを指定し、「アプリで開く」から「テキストの抽出」を選択することで、OCRが可能です。
上記は、あくまでスマホで撮った写真をOCRする方法をご紹介しましたが、複合機等でスキャナしたイメージデータをOCRする場合は、別にGoogle driveを利用する必要はなく、WEB上無料で提供されているツールを活用すれば良いと思います。
※ スマホで撮ったイメージデータをパソコンで表示させ、スクリーンショットしたものを読み込ませてもOCRできます。(それだったら、上記のGoogle driveを活用した方法を説明する必要はなかったかしら・・(笑))
どんなツールがあるかは、以下のサイトが参考になります。
↓
https://picwish.com/jp/free-online-ocr-tools.html
紹介されているOCRツール、いずれも精度が高いです。
あくまで「普通の文章」についての話ですが・・・。
今回は、「普通の文章」のOCR=データ化をご紹介しました。
昔と違って、随分OCRの精度は高くなりました。
会計ソフトも、AI-OCRを利用したものもあり、AIで学習させることによって、益々精度が上がる仕組みになっているようです。
さて、次回は、罫線のある「表」のOCR=データ化についてご紹介したいと思います。
特に、「表」のイメージデータをエクセルに変換する場合、Google driveでは出来ません。
今回紹介したWEBでOCRするツールをすべて試してみましたが、エクセルの表にしてくれるツールは1種類だけでした。
次回の無料DX講座で紹介しますので、乞うご期待!